「ぎをん齋藤」の定番商品「帯揚げ 菊唐草 菊絞り」に待望の新色が登場です。
京紫は落ち着いた赤みの紫、山吹はこっくりとした色合いです。
どちらもはんなりと上品なお色目です。
特に山吹色は白地に絞り染めすると分かりにくくなりがちな色ですが、きれいに花の形が分かり、かといってきつい色でもなく、絶妙の濃さで染めていただきました。
「ぎをん齋藤」の輪出し絞りの帯揚げは、着物や染め帯を依頼している職人に製作をお願いしています。
一枚一枚、着物や染め帯と同じように生地を絞り、染めて作られます。
花びらの一つ一つがはっきり分かる繊細な絞りや、整然と並んだ鹿の子が美しい仕上がりです。
きれいに輪郭を出すには、模様の谷の所にきっちり針を入れる必要があります。
鹿の子をくくる角度も45度と決まっているそうです。
職人の細やかな仕事をぜひ御覧ください。
通年でお使いいただける菊絞りの帯揚げですが、秋はより似つかわしい季節に思います。
この機会に、今までにない新しい色の物をいかがでしょうか。