ご好評いただいております刺繍バッグの新柄が登場です。
鮮やかな紅の縮緬地に、白い絹糸の刺繍が美しいバックです。
分銅は宝尽くし文様の一種で、富を象徴する吉祥文です。
天秤はかりの重しである分銅を意匠化し、重ねることで永遠の豊かさを表しています。
くびれのなめらかなリズムが目に心地よい意匠です。
銀糸の縫取りも光りすぎず上品です。
『蓬莱バッグ 刺繍 源氏香』売約済み
平安貴族の間で流行した香合わせの遊びにちなみ、焚いた香の答え合わせのために描く線がモチーフになっています。
同じ香と思えば線をつなぎ、違うと思えばつながずで表される柄は52通り。その52の形を初巻と終巻を除いた源氏物語の各巻になぞらえて答えます。
一つ一つは幾何学的に見える文様ですが、その実、文学的な意味合いが込められている深みのある意匠です。
香道を嗜む方にはより一層お楽しみいただけるのではないでしょうか?
どちらも、 贅沢にふっくらと敷きつめられた絹糸と地の赤のコントラストが映える一品です。
四季折々の装いに、さりげなく奥行きを与える刺繍の和装バッグはいかがですか?