新作の三本紗の数寄屋袋をご紹介いたします。
千年来、神社や有職の世界で細々と生き残ってきた珍しい紗織の一種を、和装の世界に蘇らせました。
「三本紗」は「こめ織」と呼ばれる織り方の一種で、正倉院御物にも伝来される織物です。
独自の捩りで織り出された生地には絶妙な透け感。
絵緯の絹の華やかさと繊細に織り出された地紋の美しさが格調高い逸品です。
「数寄屋袋 三本紗 雲立涌に唐花」売約済み
淡い水色の地紋で描かれる立涌と、優美な有職文を絹糸で。
丸紋はいづれも品のある色合いで地色と引き立て合う色調です。
「数寄屋袋 三本紗 菊唐草」売約済み
唐草に囲われ咲く細かな花びらの菊。
葉と花のコントラストが目を惹きます。
象牙色の地紋がどこかモダンさを感じさせます。
涼やかな「三本紗」を是非夏のお出掛けのアクセントに!