
底冷えの京都はまだまだ寒さの厳しい日が続きますが、暦の上でははや立春となりました。
日々の装いやしつらえから、少しずつ春を取り入れてまいりたいものです。
本日ご紹介いたしますのは、「帯揚げ 菊唐草 桜絞り 桜色」。
透明感があり、ぎをん齋藤らしい桜色で染めていただきました。
こちらは、「帯揚げ 菊唐草 桜絞り 水色」の色目違いです。
菊絞りや蝶絞りと比較しますと、花の周りに舞い散る花びらが柄行きのアクセントになり、動きがあるデザインとなっております。
輪郭はふっくらと丸みを帯び、
桜らしい先端の割れ目も細かく表現されています。
春の訪れを待ちわびながら、季節の移り変わりを小物でも楽しんでいただけると幸いです。